わくわくエコ通信

太陽光発電の話

日経ビジネスオンライン(2010年7月22日)で、好調だった国内住宅向けの太陽電池販売に陰りが出てきたという記事が出ていました。

エネルギー自給率のことを考えると、日本はもっと再生可能エネルギーについて独自の戦略を持たなくてはいけないと思います。

昨年、住宅向けの補助金や太陽電池で発電した電力を買い取ってもらえる「固定価格買い取り制度」の導入が決まり、一般家庭での太陽光発電が身近なものになりました。

太陽光発電はパネルの設置場所の問題や気象条件に左右されるものだけに、もともと大規模発電向きではないと思います。

補助電源に向いており、小規模のものを多数設置するなら、住宅向けに普及させて、コストダウンを図るというシナリオはそれなりに理にかなっています。

景気の刺激にもつながりますし、政府としては一石二鳥の政策ということなのでしょう。でも、エネルギー需要のかなりの部分を太陽電池による発電でまかなうのは無理があるのではないかという気がします。

昼間の電力の一部を太陽光発電でまかなえば電力会社の発電設備の容量を減らしていくことも可能かもしれませんが・・・

やはり、日本でも実現可能な大規模発電可能な自然エネルギーによる発電システムの開発が必要不可欠な気がします。

太陽光発電(太陽電池式)のデメリットは、夜に発電できないことや発電効率が現状ではあまり高くないことがあげられます。

これを技術的にカバーするには大きなブレイクスルーが必要です。それには時間がかかり現実的ではありません。

僕は集光型の太陽熱発電なら比較的容易に太陽電池を使う発電方式のデメリットをカバーできるのではないかと思います。例えばこんなのどうでしょう・・・

太陽光で蓄熱媒体を加熱して、熱エネルギーとして太陽エネルギーを蓄えます。蓄熱媒体は大規模発電ということを考えると容易に補給できる海水が良いのではないかと思います。

海水に蓄えられた熱エネルギーは必要に応じて、熱交換器を通して沸点の低い液体を加熱し、気化・膨張させます。発生した気体をタービンに導いて発電機を回せば立派な発電システムの完成です。

タービンを回した後の媒体は、海水を使って冷やし、再生すれば良いでしょう。その気になれば、海上にメガフロートを造って、発電所を海に浮かべることだって出来ると思います。

日本は海に囲まれていますし、日本各地で建設出来そうです。特殊な技術や放射性物質も使いません。

もし、お知り合いに政府の関係者がおられましたら、是非ともご検討をお勧めください(笑)